こんにちは。

こむぎ屋工房恭農園（ゆきのうえん）の田中です。

今回は、大切な我が子に離乳食として安納芋を食べさせてみて、私自身が体験して感じた、お母さんにも子供にもイイコトを紹介したいと思います。

などなど特に小さな子供を育てるお母さん達は食事やおやつの栄養面を考え、日々試行錯誤している事と思います。

そこでオススメしたいのが本場種子島の熟成安納芋です。

①生後５、６ヶ月から始まる離乳食初期からでも食べられる

サツマイモは糖質が多い事から、消化しやすい食材の１つですので、おかゆに慣れてきたら次に試したい野菜にピッタリです。

熱を加えると柔らかくなり、マッシュやペーストにしやすい食材なので離乳食作りにとても便利です。

滑らかな口当たりで子供でも食べやすく、天然の甘さに子供が好んで食べてくれます。

また、離乳食初期、中期、後期とステップアップしていくにつれ、食べさせてもらう事から自分で食べるというステップへ進みます。

そんな手掴み食べの練習や、皮をむいて指先を上手に使う練習も、焼き芋や干し芋などで美味しく楽しくできてしまうのです。

離乳食初期から始まり、中期、後期と全ての月齢に合った食べ方ができるのです。

この体験を通して、種子島の子供たちは安納芋で育ったと言っても過言ではないように思います。

ここで簡単で、誰でもすぐに試せる月齢に合わせたおすすめの食べ方を紹介したいと思います。

【離乳食初期：野菜になれる練習】

◆芋ペースト

1. 茹でた芋を潰す。
   
2. お湯や牛乳や豆乳でのばす。
   

【離乳食中期：手掴みで食べる練習】

◆焼き芋

1. 小ぶりの安納芋（50g前後）を洗って頭とお尻を少し切り落とす。
2. 180度のオーブンで30分焼く。
   

【離乳食後期：持ち運びに便利、突然お腹減った時にもぴったり】

◆芋ご飯おにぎり

1. 安納芋を小さく切り、少し水にさらす。
2. ご飯と一緒に炊く。
   
3. 塩加減を調節しておにぎりにする。
   

②小さい子どもの便通を助ける

赤ちゃんは、消化器官の発達が未熟な事や排便の際にいきむ筋肉量が少ない事から便秘しやすいと言われています。

食物繊維が豊富なサツマイモは赤ちゃんの便通を助けてくれます。

私の娘も離乳食が始まるまでは、１日に平均５回ウンチをしていましたが、それが嘘のように離乳食が始まると便秘してしまいました。

何度か病院で浣腸をしてもらった事もありました。

できるだけ薬には頼らずにウンチして欲しいという思いから、食物繊維を意識して積極的にメニューに加えるようになりました。

安納芋、オートミール、ケールには大変お世話になりました。

それからというもの便秘知らずです。

③栄養面や添加物に関して安心して与えられる

サツマイモは特に子供が不足しがちな栄養素を豊富に含んでいます。

体が小さい幼児は、一度にたくさん食べられないので、おやつも重要な栄養補給の場となり、第四の食事と考えられています。

既製品のお菓子だと添加物だけでなく、栄養面も気になりますよね。

私自身も保育園や出先では既製品のおやつに頼りがちになってしまうことが多く、

その分家にいる時はなるべく手作りのものを食べさせてあげたいと思っていました。

だからと言っておやつ作りに時間をかけている余裕はない。

手間いらずで、美味しくて、安心してあげられて、お腹が満たされる物。

まさにそんな時の強い見方が安納芋だったんです。

ただ焼くだけ、煮るだけ、蒸すだけでとっても美味しいおやつになるんです。

シンプルに調理した安納芋を初めて娘が食べてくれた時の感動は忘れません。

色んな種類のサツマイモがありますが、しっとりとしてクリーミーな甘い安納芋がお勧めです。

種子島という細長い島の形と土壌成分が作り出す「ねっとりあまい」安納芋は、種子島でしか作ることができません。地理的表示（GI）に「種子島安納いも」が認められた所以です。

手の凝った事をしなくても素材そのものだけで、とっても美味しいんです。

やることは芋を洗うことだけ。スポンジで洗うと安納芋を傷つけずに土が落ちます。

あとはオーブンや鍋に入れて、気づいたら完成しています。

余裕がある時に多めに調理して冷凍すれば、自然解凍でも美味しく食べられるので更に手間いらずです。

それぞれ好みはあると思いますが、我が家はもっぱら焼き芋です。

焼く事で更に甘味と旨味が凝縮して、娘は無限に焼き芋を食べてれます。

目の前にある芋は全て食べてしまうので、その時食べる分以外は隠しています。

芋なので食べすぎても大丈夫だとは思いますが、

大人も子供も食べ始めると本当に止まらなくなってしまてしまいます。

また、外出する際も焼き芋を新聞紙に包んだり、紙袋に入れていつでもどこでも食べれるようにしています。

ご飯の時間が遅くなってしまった時なども、お腹に溜まるのでご飯までのつなぎに食べさせたりしています。

本当に安納芋に助けられています。

健やかに過ごすための成分をたっぷり含んだ安納芋が、子供から大人まで大切な家族が笑顔でいられる手助けをしてくれます。

美味しいだけじゃなく、感謝しているレベルです。

気になる安納芋の成分はコチラ

安納芋を食べると期待できる効果はコチラ

④調理しやすく、おかずにもおやつにもなる

安納芋を焼いたり、茹でたり蒸したりするシンプルな食べ方ももちろん美味しいのですが、ほかにも色んな凝った料理にぜひ使って欲しい食材です。

安納芋自体がとても甘いので、お菓子作りの際はレシピの分量よりも砂糖の量を減らす事もできます。

もちろんお菓子以外にも天ぷら、サラダ、炊き込みご飯、スープ、お肉と合わせたりと、立派な一品料理としてもオススメです。

常温での長期保存が効く為、困った時のもう一品にもとても役立ちます。

我が家は安納芋の収穫時期は、ジャガイモや玉ねぎ、ニンジンと並んで常備野菜の１つになっています。

ちょっと凝った料理を作りたい方や、料理好きの方もこむぎや工房オススメの野菜ソムリエ考案の安納芋のおいしいレシピ をチェックしてみてください。

https://komugiyakobo.com//sommelierrecipe.php

きっとレパートリーにしたいレシピが見つかるはずです。

最後に、普段頑張っているお父さんお母さんに簡単ご褒美レシピを紹介したいと思います。

もちろん家族みんなで楽しめるレシピですが、

子供達が寝静まった後や、ちょっと一息入れたい時のお供にぜひお試しください。

甘く滑らかな焼き芋と冷たいバニラアイスの相性が最高です。

まさに幸せの味と言えるでしょう。

口に含むと思わずにっこり笑顔が溢れる、素敵なひと時をお楽しみください。

◆安納芋の焼き芋バニラアイス添え

1. 焼き芋にした安納芋を用意する。
2. 芋の皮を剥いてバニラアイスを添えて盛り付ける。
   
3. お好みで黒胡麻やきな粉をかける。