今回は、安納芋の栄養成分について勉強しましょう！

どのように、からだに優しい食材なのでしょうか。

• 風邪の予防になる
• 疲労が回復する
• 肌荒れを防ぐ
• 整腸作用がある
• 血糖値の上昇を抑える
• 血中コレステロール濃度を低下させる
• 抗酸化作用がある
• 高血圧抑制効果がある
• アンチエイジング効果が期待される
• 美容効果が期待される

風邪の予防になる

安納芋に含まれるビタミンCは、ストレスや風邪などの病気に対する免疫力や抵抗力を向上させる働きがあります 。
そのため、毎日こまめに摂取することで、日々の風邪などの予防につながると考えられています。

疲労が回復する

安納芋に含まれるビタミンCやビタミンEには、疲労を引き起こす活性酸素を抑える働きがあります 。
疲れが溜まった状態の体には、活性酸素が大量に発生します。
活性酸素は、細胞や組織の機能を低下させるため、ますます疲労が溜まります。
この活性酸素を減らす抗酸化作用があるのが、ビタミンCなのです。
そのため、ビタミンCを摂取すれば、活性酸素を減らすことができ、疲労回復を促します。

肌荒れを防ぐ

安納芋に含まれるビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠な食品成分です。これにより、皮膚や粘膜の健康を保ちます。
また、メラニン色素の沈着を防ぐので、しみ・そばかすを防ぎ、ニキビやニキビ跡改善も期待できます。

整腸作用がある

安納芋に含まれる食物繊維は、整腸作用があります。
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です 。
食物繊維が腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やします。
便通が良くなるのもこのためです。
食物繊維は、生活習慣予防・改善につながります。

血糖値の上昇を抑える

安納芋に含まれる食物繊維は、血糖値上昇を抑える効果があります。
食物繊維のなかでも水に溶ける性質のある「水溶性食物繊維」は、消化管での糖質の吸収を遅らせ、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる効果があります。

血中コレステロール濃度を低下させる

安納芋に含まれる食物繊維は、 体内でコレステロールから作られる胆汁酸が体外へ排泄されることを促し、血中のコレステロール値を下げてくれる働きがあります。

抗酸化作用がある

安納芋は、他のさつまいもには含まないカロテンを含みます。
緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンという栄養素です。
βカロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に期待できます。
白内障の予防や視力の維持等、目の健康にかかわっています。
また、ビタミンAとしての機能以外で、βカロテンは抗酸化作用および免疫賦活作用などがあることが報告されています。

高血圧抑制効果がある

安納芋に含まれるカリウムは、ナトリウムとともに体液を構成する主要成分です。ナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる作用があり、高血圧予防の栄養素としても有効です。 塩分の摂りすぎを調節する働きがあります。

アンチエイジング効果が期待される

アンチエイジングとは、食事・運動・ストレス・睡眠に対処するエイジングケアです。
「抗老化」とも訳され、健康な毎日を送りましょうということです。
安納芋に含まれる成分、抗酸化作用のあるビタミンEを摂取することでお肌の老化を防ぎ、年齢と共に増えてくるシミやしわなどを先延ばしにする効果があります。
血管の老化も防げるので、健やかな毎日を送ることが期待できます。また、さつまいもに含まれるカリウムはむくみ予防にもなり、利尿作用がある成分なので、体内の余分な水分を外に出してむくみ解消につながります。

美容効果が期待される

安納芋には、ビタミンCやビタミンB1が豊富に含まれており、美肌に繋がります。
ビタミンCの多くが加熱によりその効力が失われてしまいますが、サツマイモに含まれているビタミンCは熱にも強いことが特徴です。
ビタミンCは美肌に必要なコラーゲンを生成したり、シミを作るメラニン色素の発生を抑制する効果があります。
美肌効果に必要なビタミンCをしっかり摂取できるのは、女性にとってありがたい食材と言えます。