【安納芋の熟成方法】しっとりあまくなる熟成安納芋は、家庭でも真似できるのか
こんにちは。
こむぎ屋工房恭農園(ゆきのうえん)の小川です。
今回は、よくご質問を頂く、「しっとりあまい安納芋は、掘り立てを家庭で保存しても真似できるのか?」について、お話ししたいと思います。
ご質問の答えとしましては、安納芋の熟成はご家庭でも真似できます。
ただし、以下の条件下の環境となり、一般的に保管は難しいです。
- 13度の気温化で管理する。
- 湿度80~90%で管理する。
- 直射日光の当たらない暗所で保管する。
1と2の管理をしっかりして、40日間寝かせることで熟成されます。
1、気温について
常温保存ですと、15度以上で芽が出てきます。
また10度以下になると、低温障害をおこし、皮に黒い斑点が出てきたり、腐敗が出てきたりします。
この腐敗は、同じ箱内に安納芋を置いていると移ります。
次に安納芋を使用しようとして箱を開けると、ほとんどが傷んでいたなんてことになったりします。
こまめに箱の中身を確認し、傷んだものを取り除く作業が必要になります。
10度以下になると低温障害を起こすため、ご家庭の冷蔵庫での長期保存はできません。
別な冷蔵庫を用意し、13度に調整をすれば、保存可能かと思います。
2、湿度について
一般的なご家庭の部屋内の湿度は、人が過ごしやすい湿度の40~70%になっているかと思います。
安納芋の保存に必要な湿度は、80~90%です。
人が過ごす空間とは別に部屋を用意し、加湿器などを置き、その湿度に設定する必要があります。
">3、暗所での保存について
直射日光のあたる場所での保管は避けてください。
日焼けをおこしたり、乾燥してしわしわになったり、また発芽します。
日が当たらず、温度変化の少ない暗所での保存が望ましいです。
ご家庭に床下収納があれば、そちらでの保管をお勧めいたします。
※保存前の注意:安納芋は水に弱いため、洗わずに土付きのままで新聞紙にくるみ、段ボールに入れてください。
当農園では、40日間寝かせたしっとり甘い熟成安納芋を販売しております。
お客様と「しっとりあまくおいしい」を分かち合うために 、丁寧に安納芋を1つ1つ手に取り、徹底した品質管理を行っております。
熟成されたしっとりあまい極上の安納芋を食べるには、専門家が寝かせた安納芋のご購入をお勧めいたします。
熟成された安納芋をおいしく焼き上げるには、低温でじっくり焼き上げることです。時間にして40~60分です。
じっくりと焼き上げることで、さらにあまくなります。
ぜひ一度、低温でじっくり焼き上げたしっとりあまい、本場種子島の熟成安納芋をお召し上がりください。
種子島の温かい気候や、潮風から運ばれるミネラルを活かし育てた
安納芋は、蜜がたっぷり詰まっており、しっとりと強い甘味を感じます。
「おいしい」を一人でも多くの方々と共感できるよう、真心込めて育てております。
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